リハビリ豆知識③ 椎間板のお話

今回は椎間板についてお話させていただきます. 椎間板は背骨と背骨の間にあるものとは,皆さんご存知かと思います.その役割は,背骨同士のクッションであり,背骨が動きやすくするためのものでもあります. 椎間板は,真ん中に髄核というゼリー状の物質があり,その周りを線維輪というものが囲むような形をしており,椎間板自体が劣化したり,傷つくと髄核が外に飛び出す「椎間板ヘルニア」という状態になります.(特に,立った状態で重たいものを持ったり,急激に首や腰をひねったりすると大きな負荷がかかりやすいと言われています.) このような椎間板をいつまでも丈夫に保つためには「運動」が大切です.悪い姿勢が習慣化していたり,適度な運動をしていないと加齢により劣化が進むとも言われています. 適切な運動方法がわからない,自分の姿勢が良いか悪いかわからないという方,ぜひ一度,確認に来てみてください.