第二回らいおん学会(H29、9、18) 一般演題内容

こんにちはクリニック統括部長の松岡です。第二回らいおん学会、続いては一般演題の内容になります。 1、外来リハビリにおけるReogo-jの運用についての検討 らいおんハート内科整形外科リハビリクリニック斎藤郁也 上肢リハビリはもちろんのこと、体幹機能向上などあらゆる可能性を秘めた上肢訓練機器であることを再認識できました。多くの可能性を秘めた機器なので今後とも創意工夫をこらして活用していきたいですね。   2、メディカルスポーツ部門の今後の展開 らいおんハート内科整形外科リハビリクリニック  岩嵜拓海 今年から本格的に始動した、スポーツメディカル部門。夜間診療も始まりますます期待の高まる部門です。確かな技術はもちろんのこと、部活の顧問の先生やご両親との関わり、スピード対応が信頼につながることを改めて学ばせていただきました。   3、神経難病に対しロボットスーツHALを用いての下肢機能向上 らいおんハート内科整形外科リハビリクリニック  井上雄太 HALを用いてモチベーションの管理とそこからADLへ繋げて可能性をひろげられたのはさすがでした。ロボット機械ですが操作するセラピストの想いや考え方、技術によっていろんな表現ができる可能性にみちあふれた療法であることを再認識させてもらいました。   4、脳卒中片麻痺上肢に対する川平法に基づくアプローチ らいおんハート内科整形外科リハビリクリニック  高月亮 STEFを用いての効果検証にてつまみ動作やリ-チの操作が向上しているのは本当に凄いなぁと感じました。ボトックスやReogo-jとの併用療法への可能性もどんどん検証していきたいですね。   5、ダウン症児の頸部伸展筋強化に伴う咀嚼機能向上について らいおんハート遊びりテーション児童デイ葛南 山田成昭 頸部の伸展を促す上で、遊びを通して実施していくのが本当に知恵の結晶だと感じました。デ-タの分析や家での生活でも行えるように家族指導をされていたり細かな配慮が伝わってくる内容でした。   今回、優秀賞は普段の臨床に向かっていく姿勢や努力、創意工夫、そして何よりも、あきらめない情熱がそれぞれの演題から伝わってきたため5名の演者それぞれに贈られました。   その中から、最優秀賞として、らいおんハート遊びリテーション児童デイ葛南の山田成昭PTが選ばれました。演者の皆さん本当にお疲れ様でした。今後とも日々の仕事に今日の学会の内容を生かしてお互い、切磋琢磨して高めあっていき、患者様や利用者様、そして地域に貢献できればと思ってます。