手足の冷えは「筋ポンプ作用の低下」が原因のことも多い

理学療法士の鈴木です!

「夏でも手足が冷たい」

「冷え性だから仕方ないと思っている」

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

実はその手足の冷え、体質だけでなく筋肉の使われ方が関係していることがあります。

特に見落とされやすいのが、筋ポンプ作用の低下です。

筋ポンプ作用とは?

筋ポンプ作用とは、

筋肉が収縮・弛緩することで血液を心臓に押し戻す働きのことです。

心臓は血液を送り出すポンプですが、

手足、特に下半身では、重力に逆らって血液を戻す必要があります。

そのサポート役をしているのが、筋肉です。

筋ポンプが弱くなると何が起こる?

筋肉をあまり動かさない状態が続くと、

  • 血液が末端に滞りやすくなる

  • 熱が体の中心に戻りにくくなる

  • 手足の血流が低下する

その結果、

手足が冷えやすい状態が作られてしまいます。

特に、

✔ デスクワークが多い

✔ 長時間同じ姿勢でいる

✔ 運動習慣が少ない

こうした生活では、筋ポンプ作用が十分に働きません。

手足の冷えと筋肉の深い関係

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあります。

それほど、下半身の血流に大きく関わる筋肉です。

また、手の冷えに関しても、

前腕や肩まわりの筋肉がうまく使われていないと、

血流が末端まで届きにくくなります。

つまり、

手足の冷え=血流の問題=筋肉の問題

というケースも少なくありません。

冷え対策は「温める」だけでは不十分

冷え対策というと、

  • 厚着をする

  • カイロを使う

  • 温かい飲み物をとる

といった方法が思い浮かびます。

これらはもちろん大切ですが、

筋ポンプ作用が低下したままでは、一時的な対策にしかなりません。

体を内側から温めるには、

「筋肉を動かして血液を巡らせること」が欠かせないのです。

まとめ

手足の冷えは、

体質や自律神経だけでなく、

筋ポンプ作用の低下が関係していることも多い症状です。

特に動く時間が少ない現代人は、

知らず知らずのうちに血流を滞らせています。

「冷えやすいな」と感じたら、

温めるだけでなく、

筋肉を動かす習慣にも目を向けてみてください。

 

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