正しいストレッチのタイミングとやり方

🔹 ストレッチの目的とは?

ストレッチは「柔軟性を高めるため」だけのものではありません。

私たち理学療法士は、ストレッチを以下のような目的で使い分けます。

  1. 筋肉や関節の柔軟性向上

  2. 姿勢や動作の改善(運動連鎖の最適化)

  3. ケガや再発の予防

  4. 血流促進・疲労回復

ただし、同じ「ストレッチ」でもタイミングや方法を間違えると逆効果になることもあります。

 

種類

方法

適したタイミング

目的

スタティックストレッチ(静的)

ゆっくり伸ばして20〜30秒キープ

運動後・入浴後・就寝前

柔軟性向上・疲労回復

ダイナミックストレッチ(動的)

関節を動かしながら伸ばす

運動前・活動前

筋温上昇・ケガ予防

バリスティックストレッチ(反動をつける)

反復的な反動を利用

一般には非推奨(競技者向け)

爆発的動作前の準備(専門用途)

🔹 正しいタイミング

🕗 運動前は「動的ストレッチ」

運動前に筋を長時間伸ばす(静的ストレッチ)と、一時的に筋出力が低下することがあります。

そのため、運動前は“動かしながら温める”ストレッチ(ダイナミックストレッチ)が最適です。

たとえば:

  • 肩回し、体幹のひねり運動

  • 膝の屈伸、足首回し、軽いランジ運動 など

目的は「可動域を広げること」ではなく、筋温と神経の反応を高めることです。

🌙 運動後・就寝前は「静的ストレッチ」

運動後やお風呂上がりなど、筋肉が温まっているタイミングで行う静的ストレッチは、柔軟性改善や疲労回復に最適です。

呼吸を止めず、20〜30秒を目安にじっくり伸ばすことで、筋膜まで緩みやすくなります。

ポイントは、

  • 痛気持ちいい程度で止める

  • 反動をつけない

  • 呼吸をゆっくり続ける

ストレッチは“誰にでもできるリハビリ”ですが、正しく行うことで初めて効果が発揮されます。

自分に合った方法を知りたい方は、ぜひ一度理学療法士にご相談ください。

 

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