痛いところをさわってないのにその日楽になって、その後の回復もよかった症例の紹介③

こんにちは、外傷担当の松岡です。今回は4回目以降のリハビリの経過を紹介していきますね。 【4回目~6回目のリハビリ】 3回目のリハビリ同様、患部(痛みを出している筋肉)に対してダイレクトストレッチを実施していきます。また、徐々に可動範囲も増えてきているので、痛みのない範囲で運動療法や器具(ホグレル=動的ストレッチマシン)を使った自主リハも実施していきます。 【結果】 歩行時の痛みがほぼなく(VAS0~1)気にならなくなった。 しゃがみこみも2/3の深さまで行えるようになった。 しゃがみ込んで振り向いた時や立ったまま振り向いたり、方向転換をしたりする時など膝を捻る ときに痛みが生じる。 【患者様の反応】 歩く時の痛みがなくなったので、生活上ほぼ気にならなくなってきた。あとは仕事の時にしゃがみ込んだり、振り向いたりすることが多いのでそれがあと取れるようにしたい。 歩行時の痛みが取れてきており、日常生活への支障が減ってきています。この時期に大事になってくることは痛みの除去とともに、痛みのない範囲や負荷量で最大可動域を出していくことです。(同時並行に進めていくこと)実は痛みがとれていざ今までと同じような運動量や運動負荷で行おうとした時に、動きを出す司令塔である脳ではまだ痛みを抑制するイメージがぬけないため、思うような運動パフォーマンスが行えず、筋肉に負担がかかり、再発するケースが非常に多いんです。 痛みの緩和を図るとともに、もっとよくなれを合言葉に今後とも実施していきます。 次回もお楽しみに(*^-^*)