サイボーグ型ロボットHAL®
Hybrid Assistive Lumb®

ロボットスーツHAL®について

当院では、サイボーグ型ロボットHAL®(Hybrid Assistive Lumb®)医療用下肢タイプを用いた外来リハビリテーションを令和5年7月より開始しました。

HAL®医療用下肢タイプは、脳・神経・筋系の機能低下で身体を思うように動かせなくなった方の機能改善治療を行う世界初の装着型サイボーグです。 人が体を動かそうとしたときに体表に漏れ出てくる微弱な「生体電位信号」を皮膚に貼ったセンサーで検出し、装着者の意思に従った動作を実現します。疾患などで身体が動かしづらくなってしまった方であっても、脳からの信号にもとづいたこのような運動を繰り返し行うことができるため、脳神経系の繋がりが強化・調整され、機能改善・機能再生が促進されます。

医療用HAL®治療の対象になる方

脊髄性筋萎縮症
球脊髄性筋萎縮症
筋萎縮性側索硬化症
シャルコー・マリー・トゥース病
遠位型ミオパチー
封入体筋炎
先天性ミオパチー
筋ジストロフィー

のいずれかと診断され、歩行の介助又は歩行補助を要し、下記条件をいずれも満たした患者。

  • 体重40~100㎏の患者
  • 身長150~180㎝程度、又は大腿長、下腿長、腰幅など身体サイズが合い、本品の装着が可能な患者。

治療の流れ

ステップ1
HAL®を希望される方は、当院医師による診察が必要となり、受診の際には、かかりつけ医の診療情報提供(紹介状)が必要となります。
ステップ2
診察の前にHAL®治療の体験をご希望される方は、診療情報提供(紹介状)を取得し、HAL®治療体験(1時間5500円)のご予約をお取りください。

お問い合わせ:リハビリテーション科

TEL
080-4207-7049
月~金
AM9:00~13:15 / PM14:30~20:00
AM9:00~13:15 / PM14:30~18:45
休診日
日・祝
ステップ3
脳神経内科診察にて、HAL®治療の適否、治療の可能性などについて診察を行い、患者様の希望を聞きながら相談・説明いたします。
ステップ4
HAL®・身体機能評価を実施しHAL®治療を開始します。

HAL® Q&A