夏の脱水と筋肉疲労
理学療法士の渡邉です。
本日は「夏の脱水と筋肉疲労」についてお話したいと思います。
夏の脱水はただの水不足ではなく、筋肉の働きそのものを弱らせて疲労や痛みを引き起こす現象です。
🌞 夏の脱水と筋肉疲労
7月になると気温と湿度が一気に上がり、体は知らないうちに多くの水分を失います。
その結果、筋肉がうまく動かなくなる → 疲れやすい → こむら返りや肩こりが増えるという流れが起こります。
💧 なぜ脱水で筋肉が疲れやすくなるのか
ポイントは「水分」と「電解質(ナトリウム・カリウムなど)」のバランスです。
- 筋肉は水分がないと収縮しにくくなる
→ 力が入りにくい、だるい、動きが重く感じる
- 電解質が不足すると神経の伝達が乱れる
→ ピクピクする、つりやすい、痙攣が起こる
- 血液がドロッとして酸素が届きにくくなる
→ 持久力が落ちる、疲れが抜けない
つまり、脱水は「筋肉の燃料切れ+神経の誤作動」のような状態です。
🌡️ 7月は“隠れ脱水”が起こりやすい
7月は湿度が高く、汗が蒸発しにくいため、自分がどれだけ汗をかいているか気づきにくいのが特徴です。
- 汗が肌に残る → かいている量がわからない
- 室内でも湿度が高い → 体温調節がうまくいかない
- マスクや服装で熱がこもる → さらに発汗量が増える
その結果、気づかないうちに水分とミネラルが失われていきます。
🦵 脱水で起こりやすい筋肉トラブル
- ふくらはぎのつり(こむら返り)
- 肩こり・首こりの悪化
- 腰痛の増加
- 運動後の疲労が長引く
- 足が重い・だるい
特に高齢者は筋肉量が少ないため、脱水の影響を受けやすい傾向があります。
🍹 理学療法士がすすめる“夏の筋肉ケア”
- こまめな水分補給
一度に大量ではなく、200mlずつこまめに摂る。
汗をかく日は水だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクを少量摂りましょう。
- 軽いストレッチで血流改善
ふくらはぎ・太もも・肩周りを中心に行います。
筋肉が柔らかいほど疲労物質が流れやすくなります。
- 入浴で体温調節を整える
ぬるめの湯で10分浸かることで自律神経が整い、筋肉の回復が早くなります。
- 塩分・ミネラルを適度に摂る
味噌汁・梅干し・バナナなど、日常の食事で補えます。
🌻 まとめ
7月の脱水は、単なる水不足ではなく筋肉の働きを弱らせる身体のトラブルの引き金です。
「疲れやすい」「足がつる」「肩が重い」などの症状が増えたら、まずは水分とミネラルを見直してみてください。
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