初めての絵をご紹介!

こんにちは! 「訪問リハビリ」部門、広報担当の戸室と深見です。   本日は、訪問リハビリでの趣味活動について記事にさせていただきます!   言語障害になってしまうと、話せなくなったり、麻痺により書くことも難しくなってしまったり、お気持ち的に沈んでしまったり、リハビリに専念することができなくなってしまうことはまれではありません。   この方も、脳卒中により失語症を発症し、もう良くならないのではないかとリハビリにも取り組めないほど落ち込まれていた時期がありました。     その方は、自宅で犬を飼っていらっしゃるんです。お気持ちが明るくなればと思い、犬の写真と、その方の好きなアーティストにまつわる画像を印刷してお伺いしました。   その日、リハビリを行っているテーブルにクレヨンがあったのです・・・・・! 写真を見て表情がほがらかになるご本人様を見て、   (ひょっとすると絵にできるかもしれない!?)   と感じ、余白に書いてみるようお願いをすると、とっても素敵な絵を描いて下さいました!! その時のはじめての絵がこちら↓↓ 犬 ジョン・レノン (この方はビートルズがお好きなのでジョン・レノンの絵を真似てみました^^)   これをきっかけに絵を描くことに楽しさを感じて下さり、自宅でも空き時間に絵を描いて下さるようになっているようで、現在はスケッチブックいっぱいに動物の絵が描かれています。   最近では、背景なども色で表現していたりして、描画力にも磨きがかかってきています!   絵を始めた事がきっかけになったかは定かではありませんが、以前よりも笑顔と活気があふれているご様子や、リハビリに取り組まれているご様子を見ると、その方が少しでも楽しいと感じてもらえるものや、熱中できるものを見つけるということもSTとして大事な役目であると感じています。 (今回のクレヨンのように、訪問リハビリは自宅にお伺いさせていただいている分、考えやすいのもあるとも感じています。)   それでは次回の訪問ブログもお楽しみに☆