痛いところをさわってないのにその日楽になって、その後の回復もよかった症例の紹介④
こんにちは、外傷担当松岡です。
今週は、以前紹介させていただいた、症例の経過をお伝えしていきますね。
【7回目~8回目のリハビリ】
ホグレルと併用しながらのリハビリを4回目以降続けていき、患部外の筋肉の柔軟性を上げていきます。MPF(マイオセラピー徒手)療法では引き続き、患部(原因筋)およびトリガーポイント(痛みの引き金になっている部位)に対してダイレクトにストレッチをかけていきます。
【結果】
胡坐がかけるようになり、自宅での食事がしやすくなった。仕事中に小走りが可能になってきた。
【患者様の反応】
以前はまず、本当に困っていることにしか目がいかなかったが、股関節が柔軟になることで胡坐をかくのが楽になって食事がとれるようになったり、仕事中に自然に小走りが可能になったりとできる動作が増えているのでうれしい。
症例の困っていることやNEEDは『風呂介助の時にしゃがみ込む動作』、『しゃがみこんで利用者様と話している最中に後ろから呼ばれたときに振り向くのが痛くて行えない』でした。徐々に経過を追っていくにつれて頂上(目標)に対しての不安がありますが、その間の4合目、6合目など中間のゴールを予測しながら、細かな達成目標を立てていきながら頂上にたどり着けるように我々も工夫しております。
日々、達成感を共有しながら楽しくリハビリを続けられるように一緒に頑張っていきましょう!!
それではまた次回もお楽しみに~!!